オンラインセミナー「外国特許出願(米・欧・中・韓)の中間処理対応の全体像と各国比較」の講師を務めます

知財実務情報Lab. による11/19に開催のオンラインセミナー「外国特許出願(米・欧・中・韓)の中間処理対応の全体像と各国比較 ~仮想事例を用いた具体的対応方法の検討~」の講師を務めます。
お申し込みはこちらのフォームからとなります。皆様奮ってご参加ください。

開催日時
2021.11.19(金) 10~16時(5h。12~13時は昼休み。途中休憩あり)
※ 当日の録画を2週間、視聴いただけるようにします(2021.11.23(火)~2週間の予定)。当日参加できない方は録画のみ視聴頂くこともできます。当日参加して更に録画を視聴することも可能です。費用は同じです。

受講料
・45,000円/人(税込49,500円/人)
・「当日オンラインで受講」、「録画のみ受講」または「当日オンラインで受講+録画も受講」のいずれでも同じ受講料です。
・いずれの場合も領収書(PDF版)を発行いたします。紙の領収書は発行いたしません。
・銀行振込の場合、請求書(メール本文の簡易版)を発行いたします。

セミナー概要
 国内や外国の特許出願を取り扱う企業の知的財産部や特許事務所の担当者にとって、国内出願の中間処理に比べて外国特許出願の中間処理は国ごとに法制度や審査基準が異なるため難しく感じられるという意見をよく聞きます。これは「中間処理対応の型(パターン)」が国内出願の中間処理に比べて分かりにくいことが原因です。
 本セミナーでは、各国の中間処理対応の各局面においてどのような拒絶理由通知が出されるか、それに対してどのような対応を行うのがベストであるかを、仮想事例を用いて具体的な対応方法を提示いたします。
 さらに、外国出願の明細書作成や中間処理対応の型を身につける上で役に立つ、講師の持つ具体的なノウハウを公開いたします。
 是非、この機会に多数ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

 プログラム
1.外国の中間処理対応の概論
☑各国の中間処理対応における固有の課題
☑進歩性(非自明性)の判断レベル、補正要件、発明該当性、明確性要件の各国比較
☑各国の近年の審査トレンドの紹介
☑機能的・概念的クレームと、実施形態限定的クレーム
 
2.欧州の中間処理対応
☑拡大サーチレポート、OA、口頭審理開催通知、審判までの審査の流れの紹介
☑審査を促進するには
☑仮想事例を用いた進歩性違反への具体的な対応方法の紹介
☑補正が認められない5つのケース
 
3.中国・韓国の中間処理対応
☑中国の中間処理対応固有の問題
☑中国での新規事項となる補正について
☑日本と異なる韓国の中間処理の流れの紹介
☑大法院判決による韓国の新しい進歩性判断基準
 
4.米国の中間処理対応
☑クレーム解釈におけるBRI(最も広い合理的な解釈)
☑非自明性違反への対応方法
☑特許適格性(101条)に関する近年の動向
☑ミーンズプラスファンクションクレーム(112条)について
 
5.各国の中間処理対応を踏まえた、グローバル特許出願戦略
☑欧州、中国の厳しい補正要件に対応したクレームドラフティング
☑米国のBRIを見越した具体的事項のクレームへの盛り込みについて
☑機能的・概念的クレームと、実施形態限定的クレームのハイブリッド型クレームドラフティング
☑複数の出願を行う場合に留意すべき点は?(セルフコリジョンの適用について)